Carl Nielsen-Kvintetten
カール・ニールセン・クインテット
デンマークのクラッシック音楽界で傑出した新進気鋭の音楽家による木管五重奏団です。
2023年4月、駐日デンマーク王国大使館、東海大学、広島アンデルセンで行われた訪日親善公演の企画とマネージメントを担当しました。また、親善公演では、司会と通訳を務めました。
カール・ニールセン・クインテットは、デンマーク文化を象徴し、180年近くの歴史を持つ世界最古の少年少女音楽隊で、デンマーク最高峰のジュニア音楽学校でもある「チボリガード」出身者によって結成されました。
それぞれが北欧を代表する交響楽団で首席奏者として演奏する傍ら、デンマーク国内外での音楽祭や音楽協会主催のコンサートをクインテットとして活動しています。
2014年にはデンマーク放送協会主催の室内楽コンクールで2位、2015年には「カール・ニールセン国際室内楽コンクール」で1位を受賞しました。エネルギッシュで妥協を許さない公演内容が世界的に高く評価されています。
註)訪日親善公演は、Augustinus fonden、Konsul Georg Jorck og Hustru Emma Jorck’s Fond、Scandinavia-Japan Sasakawa Foundation、Toyota-Fonden(アルファベット順、敬称略)の助成によって行われました。
Carl Nielsen & Carl Nielsen-Kvintetten
1925 年 12 ⽉ 2 ⽇、デンマークを訪れていたロシア人作曲家ストラヴィンスキーのために、
アラビア様式の美しい白亜の建物ニム(現在の「NIMB HOTEL(ニム・ホテル)」の一室に当時の文化人が集まりました。
そして、そこで音楽界の歴史に残る撮影が行われました。
今も大切に保存されているその写真には、写真中央にストラヴィンスキー、
その隣にデンマークを代表する作曲家カール・ニールセンが座っています。
貴賓をお迎えすることが多く、当時も今も文化人が集うスポットであるニムは、デンマークが誇る、花と光と音楽に溢れた文化施設チボリに所在します。
2023年春の訪日公演に際し、NIMB HOTEL(ニム・ホテル)の協力により、
かつて、ストラヴィンスキーとカール・ニールセンが並んで写った場所で、カール・ニールセン・クインテットの撮影が行われました。